今日も今日とて、天気は雨。梅雨の真っ最中。
梅雨と言っても期間中ずっと雨が降っているわけでもなく。
晴れ間があったり、空全体が曇り空で覆われたり、小雨が降ったり、激しい雨が降ったり。
雨が降っている時はじめじめっとして敵わないのだが、晴れたら晴れたで気温が一気に上がる。
こういった気温差に弱めな僕たち夫婦です。
こんな日が続く時は、気持ちをリフレッシュしつつ喉越しが良いものが食べたくなる。
打ってつけの食べ物がある。そう、蕎麦です。
今回は以前、なごや七福神巡りの際に利用した
『蕎麦つづら』さんに再度訪れた。
なごや七福神巡りの記事はこちらから。
〜蕎麦つづらについて〜
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まずは営業時間から。
11:00〜14:30というお昼の時間だけになる。
定休日は火曜日なので、平日お休みの方は気をつけて頂きたい。
駐車場も少なく(お店の前には4台ほど?)、車でお越しの際は注意願いたい。
また、良くある『満席時は紙に名前を書いて待つ』方式ではなく
『順番に並んで人数が揃っていれば案内される』方式を取られている。
満席時にどれくらい混雑しているか、どれくらい待っている人がいるかが一目で分かりやすい。
雨天時、車の中で待つことや待ち合わせに先に入店することは望ましくないと思うのでご注意を。
それにしても写真がボケボケで見辛い。f2の解放気味で寄って撮ってしまっている。
こういう情報は絞って全体を移さないと見辛くなってしまうと、我ながら反省の一枚。
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店外の看板も写真に収めてみた。
フォントが何とも素晴らしい。
店自体は少し大きな通り沿いにあるだが、決して主張が強い雰囲気ではないので見逃しがちかもしれない。
個人的には隠れた名店だと思っているので、初めて発見できた時の嬉しさはかなりのものであった。後で写真を載せるのだが、名古屋でここまで美味しく蕎麦が食べられるのは本当に嬉しく思う。
以前は岐阜や長野に赴いて蕎麦を食べていたが、車で気軽に行ける範囲で美味しい食事ができるのは、穏やかな生活を彩るために必要な要素であろう。
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おそば。のフォントも素敵だ。
〜待合室〜
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店内に入ると、小さな待合室がある。
そこにあるのがこれまた小さな鹿威し(ししおどし)である。
水は流れていないが、風情を感じられるおもてなしが嬉しい。
ちなみに、鹿威しは別名「僧都/添水(そうず)」とも呼ばれるそうだ。
元々は鹿や鳥などの野生動物から農作物を守るために、音が出る仕組みとして作られたものらしい。
そう考えれば、待合室で音を出す必要はないので、水流がなくオブジェとして置かれているのは正解なのかもしれない。
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話がだいぶ逸れてしまったが、『蕎麦つづら』さんの今のメニューはこちらとなる。
もちろん温かい蕎麦や、一品料理、日本酒までも取り揃えている。
今回は冷たい蕎麦か期間限定蕎麦かで悩んだのでこのメニューだけを写真に収めた。
季節限定のメニューは『はも』のようだ。
はもと言えば、結婚前に奥さんと日帰り旅行で京都へ行った時に蕎麦屋で『はもの天ぷら』をいただいた。
僕が知らないだけで『蕎麦とはもの天ぷらの組み合わせ』は定番なのだろうか。
メニューを見ながら、奥さんとまた京都へ行こうね。なんて話もしながら案内を待つことができる。
『はも』から京都の思い出へと繋がる。色々な場所を二人で訪れるのは、同じ記憶を持ち、それを一緒に辿ることができるのだから本当に楽しく幸せである。
〜天おろしせいろ〜
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僕たちが注文したのは、記事のタイトルにあるように『天おろしせいろ』である。
喉越しが良い蕎麦を食べにきたわけだが、天ぷらの魅力に敵うことができなかった。
美味しそうなのだから仕方ない。
蕎麦は喉越しが良く、食べやすい。以前来た時にも思ったのだが、名古屋でこれだけ美味しく、落ち着いた雰囲気の中で、食べやすい蕎麦と出会えたことには感動ものだ。
天ぷらは嬉しい収穫であった。
海老は尻尾を取ってから揚げてあり食べやすく、茄子はしっかりと味が染みており、イカの天ぷらは弾力がありながらも噛みやすく美味しい。更に嬉しい誤算としてトウモロコシの天ぷらまで付いていた。最高だ。
極め付けはミョウガの天ぷらである。漬物を食べる感覚で食後の口直しができる。
なんて贅沢な盛り合わせなのだろうか。
二人で美味しいと言い合いながら食べる。本当に幸せな食事である。
今回は名古屋市千種区にある『蕎麦つづら』さんへと訪れた。
美味しく安心した食事が楽しめる、そんな素敵な場所である。
蕎麦つづら
〒464-0855
愛知県名古屋市千種区千種通7丁目21-2
☎︎052-735-7755
【営業時間】
11:00〜14:30
【定休日】
火曜日
駐車場少なめなので注意
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