心のノート

朝、カップの湯気と一緒に流れる時間

朝の時間って、不思議なもんで。
急いでるのに、焦ってはいない。

どちらかというと、「ゆっくりするために急いでる」って感覚に近いかもしれない。

僕の平日の朝は、だいたい5時半起き。
目をこすりながら、キッチンで湯を沸かして、電子レンジを使ってお弁当を準備。
それから、自分の朝食を温めて、たまには奥さんの分とふたり分の目玉焼きを焼いたり。
その後は、身支度を整えて、食器を洗う。

それからやっと、ほっとひと息つく時間。

これは、そんなひとコマの写真。

熱い飲み物から立ちのぼる湯気にピントを合わせたら、不思議とこちらの心までふわっとほどけた。

この時間、何をするでもなく、でもちゃんと「意味のある時間」になってる。
コーヒーを飲んで、SNSをチェックして、ちょっとブログをいじったり、ニュースを眺めたり。

全部が「やらなきゃ」じゃなくて、「やりたいからやってる」ことばかり。

もちろん、寝坊してそんな時間がとれない日もある。
でも、そういう日は「まぁそういう日もあるか」で終わる。

無理に取り戻そうとも思わないし、それで自分を責めたりもしない。
大事だけど、大事にしすぎない。

そんな“ゆっくりした時間”を朝に持てることが、僕にとってはすごく心地いい。


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